
いま必要とされているイノベーションとはいかなるものか
その解は北海道にある!
最新刊、井上美香との共著『イノベーションの大地 北海道』(言視舎 2018.6.30 1600円+税)をぜひとも一読して欲しい。こんな「はしがき」を書いた。
「《Boys, be, ambitious. 》これが全体の標語〔キャッチ・ワード〕だ。
北海道のイノベーションという観点から、あえて極論をいとわず問いかけ、解答を見いだす、という執筆態度を貫く。
1 北海道=ニューフロンティア=革新ではない。重要なのは、「自生」であるか「新生」であるかにかかわらず、「自立」(Independence)力だ。かぎりなく北海道と道民のインディペンデンス力を高める法に焦点を当てる。
2 イノベーションに、大枠、「道外」からと、「道内」からがある。その対比にこだわらない。「外力」が強固な「内力」に転んじる事例にこと欠かないからだ。一見して、「ひ弱」な道民気質を質したい。
3 重要なのは、人間の頭の中を、行動パターンを変えることだ。「古い」ものにも、否、古いものこそ、革新の種になる。その種を見いだす。「不易流行」だ。
4 危機のなかにこそ、危機突破=弁証法/組み替え・構造改革(リストラ)の「鍵」がある。壬申の大乱、応仁の大乱、関ヶ原の戦、明治維新、世界大戦Ⅰ・Ⅱ、高度成長期、バブルの崩壊等は、大変革期であった。日本と日本人は、みごとに諸危機を乗り切って、新しい道を始めた。破壊/創造だ。北海道と道民はどうか?
5 イノベーションは新装・開店を意味するだけではない。古きものを選別・引き継ぐとともに、古いものを整理・処分することでもある。ざっくりいえば、「遺産」の選別であり、「遺物」の処断だ。問われるのは、この選別=処断能力が道民にあるか、否かだ。もちろん、選別は一律ではない。まず迅速・即断の部分を先行し、拙速を避ける部分をゆっくりと追おう。」
北海道のイノベーションという観点から、あえて極論をいとわず問いかけ、解答を見いだす、という執筆態度を貫く。
1 北海道=ニューフロンティア=革新ではない。重要なのは、「自生」であるか「新生」であるかにかかわらず、「自立」(Independence)力だ。かぎりなく北海道と道民のインディペンデンス力を高める法に焦点を当てる。
2 イノベーションに、大枠、「道外」からと、「道内」からがある。その対比にこだわらない。「外力」が強固な「内力」に転んじる事例にこと欠かないからだ。一見して、「ひ弱」な道民気質を質したい。
3 重要なのは、人間の頭の中を、行動パターンを変えることだ。「古い」ものにも、否、古いものこそ、革新の種になる。その種を見いだす。「不易流行」だ。
4 危機のなかにこそ、危機突破=弁証法/組み替え・構造改革(リストラ)の「鍵」がある。壬申の大乱、応仁の大乱、関ヶ原の戦、明治維新、世界大戦Ⅰ・Ⅱ、高度成長期、バブルの崩壊等は、大変革期であった。日本と日本人は、みごとに諸危機を乗り切って、新しい道を始めた。破壊/創造だ。北海道と道民はどうか?
5 イノベーションは新装・開店を意味するだけではない。古きものを選別・引き継ぐとともに、古いものを整理・処分することでもある。ざっくりいえば、「遺産」の選別であり、「遺物」の処断だ。問われるのは、この選別=処断能力が道民にあるか、否かだ。もちろん、選別は一律ではない。まず迅速・即断の部分を先行し、拙速を避ける部分をゆっくりと追おう。」
わたしは、北海道の「人・もの・こと」について、かなり書いてきた。集めると10冊分を優に超すだろう。いつも注意しているのは「文学」の目だ。「言葉」の力だ。あたかも「無」のなかに「有」を、そして「有」のなかに「無」を、発見する威力(観察力)である。私的には、ヘーゲルとドラッカーに学んだ力だ。
井上は新北海道のイノベーション「現場」を選別・満載・活写する。北海道の「風景」発見があり、鷲田・井上そしてあなたたちが酔いしれる「酒」もある。
以上、本書が、北海道の魅力のゆえんを発見する一助となれば、さいわいだ。
井上は新北海道のイノベーション「現場」を選別・満載・活写する。北海道の「風景」発見があり、鷲田・井上そしてあなたたちが酔いしれる「酒」もある。
以上、本書が、北海道の魅力のゆえんを発見する一助となれば、さいわいだ。