雑記帳 3

雑記帳 3
 1 9/6 経済界の経済セミナーにひさしぶりに出た。講師は日銀支店長。無内容な新聞の「切り貼り」。「デフレ」を悪の元凶のようにいう。私たちのように超インフレの時代に生きた人間には考えも及ばない。1970年代後半、ガソリンが180円を超した。1ドルが230円の時代である。長谷川慶太郎さんが、デフレは1985年からはじまった、価格競争の時代が、世界的に到来した、とまさに1980年代の半ばに喝破した。そして社会主義の崩壊がやってきた。講師は、デフレの「経済学」的意味にはまったく触れない。アベノミクスの難点である。
 2 何の成果もなく、とぼとぼと帰ろうと思って、オークラからグランドホテルまで来たとき、声をかけられた。高校で同じクラスの石突さんだ。買い物とのこと、ロックフォールカフェに誘って、しばし談笑。この人の甲高い声をしばらくぶりに聞いた。カフェのマスターともひさしぶりだ。年をとるとなんでも心騒がずに話すことができる。いいね。130907
 *訂正したい。とんでもない誤植が続く。