◆140613 読書日々 676
雨の日は読書が似合うなんて、……酒も仕事も似合うよ
6/9 3カ月ぶりに上京。羽田から鎌倉へ直行。チェックインまでの時間を鎌倉見物としゃれ込んだ。あじさいの季節でもあり、小町小路は若い人で脹れあがっていた。鎌倉藁帽子を買ったが、あまりに安いので(というのも一昨年虎屋で買ったのは倍以上した。それを弁護士先生に召し上げられたが、物故した。)よくよく観ると、中国製日本であった。暑い。鎌倉ビールとソーセージ・セット1000円で昼飯を済まし、チェックインにはまだ間があったので骨董店に入る。青磁の形のいい猪口(新作)が目に飛び込んできたので、ワイン好きの岩崎さんの土産に買う。女主人が旨いという飲み屋(焼鳥)を教えてくれた。見るからに呑み助と見えたらしい。
「ホテルあじさい」(ビジネス)に入ると狭いレジの前に岩崎さんが待ってくれていた。部屋はまあまあ。藤沢の岩崎さんも鎌倉に泊まるそうで、大きな荷物を持っている。外に出る。若者好みのグッズ屋とは違うひっそりした寿司屋に入る。ビールが飲みたい。「大繁」で、客はいない。握りもいい。古い店で、岩崎さんと拙新刊の話をしていると、主人がじろりと目をむいて、小林秀雄や江藤人が集まった文人サロンであったらしい。雰囲気がある。それで昼から早速飲み始めた。大村さんに電話をすると、いま会議が終わったが、あとの飲み会の最中だそうな。三人とも巡礼仲間で、岩崎さんはプロテスタントから転じ、大村さんは数年前新規にカソリック信者になった。
寿司屋で盛り上がり、予約の、前にいちどいったことのある飲み屋に行く。まだ陽が高い。日本酒を飲み、そこを出て、仕上げに骨董店の女主人が教えてくれた店にゆき、彼女を呼び出す。本当にやってきた。ま、同年齢だ。
最後は歩いてホテルに帰ったが、大村さんがふらふら歩くわたしのことが心配だというので、ホテルまであとを付いてくれたそうだ。6/8絶酒、それで酔っていたのか、歯を洗わずに寝ていた。ところが5時前に目が覚めた。暑い。部屋はエアコンが効いいていない。不思議に思っていたが、よくよく見ると暖房になっていた。お粗末。
6/10 早朝起きて、鶴ヶ岡八幡を一巡りした。本殿は修繕中のよう。ところがホテルの電波が弱い(?)。ネットが使えない。早々とチェックアウトして、荷物を引きながら、散策。駅店でパンを食べ、岩崎さんと連れだって、大村邸に表敬訪問。奥さん、元気そう。
午前中に直通のグリーン車に乗り、鎌倉から新橋に直行。じつに気持ちのいい鎌倉呑み小旅行であった。その岩崎さん夫妻、7/13、札幌に来る。
夜、「武鮨」で言視舎の杉山、田中さん、それにPHPの姥さんと会う。その後、銀座のBookへ。
6/11 キヨさんと連絡つくが、売り出し中で大わらわだそう。たまにはゆっくり呑みたいね。「インサイド・ルーウィン・デイヴィス 名もなき男の歌」を東宝シネマで見る。ほんとうは「グランド・ブダペスト・ホテル」を選ぼうとしたが、ふっとフォークが聞きたくなった。男の小さいが大切な「誇り」を語る映画だ。歌も文句なく良かった。得をしたね。安い、と思ったら、シニア割引だった。
ひさしぶりに「たぼ鯊」にいき、雨の中をホテルにいったん戻り、豪雨の中、浜松町の先の「ハラホロヒレハレ」(焼き肉)まで歩き、日本文芸社の佐々木さん、NHKEテレの藤原さんと会食。楽しい。藤原さん、何かどきっとするようなことをいったようだ。(ちなみに、今日のETV夜8時「団塊世代」で、拙著『シニアの読書生活』が紹介されるそうだ。)銀座Bookへ。満席だった。
6/12 開高健25周年特集で、集英社インターナショナル『kotoba』(季刊)が特集を組む。『輝ける闇』を書けという注文があった。編集の福田さんと1時に「だぼ鯊」で会う。『理念と経営』の背戸さんにも来てもらう。開高さんの話で尽きないが、飛行機の時間が迫っている。支払いは背戸さんに頼んだ。(悪いね。)なお、藤原さんと福田さんは、若い美しい女性の編集者で、佐々木さんを含め、揃いも揃って早稲田だ。
北海道も雨だった。涼しい。今日は、雷がさかんに鳴っている。