読書日々 1638 今朝ドンがあった 

◆240405 読書日々 1638 今朝ドンがあった
 1 先週、この日記を書き終え、さて、と「日本史を創った男」の「序幕」を終え、いよいよ不比等(史)論に突入と立ち上がったところ、心臓下あたりに激痛が走った。いままでに感じたことのない「もの」だ。妻が電話をし、定期検診を受けている医院の医者は、すぐいらっしゃい、といわれた。それから病院に連れられて出向く。
 いつもは満員状態の金曜の午前中なのに、待合室は空。外は冷たい細雨が降っている。ていねいな診察を受けたが、心臓、血管等には問題ないと言われた。帰宅。
 それから、寒気がやってくる。学生時代から、年になんどか、高熱、下痛に襲われることがあった。それに、連日、正月の続きでアルコールとTVに時間を費やした。それがたたったのか、この1週間、ようやく寒気と痛みが鎮静しつつある。食べ物は、まったく味が分らない。ま、83だ、仕方がなかろう。そう思える。
 2 今日、早朝、ドンとあった。前日、台湾から琉球列島で、かなり揺れたよう。私は、2003年、厚別に戻ってきて3年目(2003 M8.0)そして、小学生の時(1952 M8.2)、十勝沖地震に遭った。どちらもかなりきついものだったが、小学時の場合、耐震構造基準前だったので、当然、道路に亀裂が、学校の煉瓦の煙突はすべて倒れた。ま、家の方はが、仏壇の器物が倒れでただけらしかった。それでもすぐ下校したが、体の「揺れ」がかなり長いあいだ続いていたように感じた。
 地震は厭だ、というか気持ちの良い物ではない。備えるすべがないからだ。突然、(素人目には)ドカーンとくる。私が住む建物は、耐震構造基準が決まったときに建てられたんで、ドカンとくるし、多少(?)揺れるが、「安心」(?)感だけはある。まわりの古いマンション等は、どうしているのだろう?
 ヨーロッパに地震は無い、といわれる。ほぼそうだろう。しかし、ヨーロッパでも地震がある。火山島のアイスランドなどは、日常茶飯事らしい。火山国で、海底火山に囲まれているイタリアでも、地震はある。稀なだけだ。ドンとくれば、たとえ(というか、むしろ)大聖堂の伽藍こそが崩落する。そんな例を目の当たりにしたことがある。それでも、イギリスやフランスでは、地震は稀だ。「ない」に等しいという。そんなことは「ない」が、地殻・造山運動が早くに終わっているにすぎないのだが、いま現に生きている人には、ほとんどないに等しい。
 3 NHK朝ドラ「虎に翼」がはじまった。ひさしぶりに侃々諤々となること必至の「活劇」と予想したい。「光る君へ」と「虎に翼」、この二つから、どんな言説が飛び出してくるか楽しみだが、ま、NHKでもあるし、などとは言わぬことにしている。
 今日は、短く。