人間に食欲がある。食欲は、それを満たせば満たすほど大きくなる。逆に、食べないと、食欲が減退する。拒食症に陥ることさえある。
人間に読書欲がある。本を読まないと、どんどん読書欲が減じる。逆に、読書欲を満たすと、どんどん読書欲が拡大してゆく。
「欲」(desire)とは、たんに主観的なものではなく、どの基礎に必要(need)を持つ。読書欲は、渇望であるが、精神の必要であり、「必然」(necessity)なのだ。
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■序章 七〇歳、死ぬまでに一〇〇冊、読むべき本を求められた
1 本とは何か? 人間である
2 なぜ本を読むのか? 本があるからだ
3 本は、読めば読むほど、必要になる
4 読書の敵は「読書」だ、と知るべし
■第1章 定年後、読書で差がつく
1 老いてこそ読書
読書をする人の顔は美しい
一生幸せになりたかったら、読書がある
人生は長く、読書は永遠だ
2 読書のある人生
もし、私に読書がなかったなら
読書はいくつもの人生を教えてくれる
~アームチェア・ライフ
シニアにこそ読書が必要な時代だ
3 読書は集中力と持続力を養う
体力はなくなったのか?
思考を集中し、持続する力が必要
集中を持続する最良の方法は読書である
■第2章 読書環境論「どこで読むか」は重要だ
1 自室で読む
書物のある人生
~「老人クラブ」に行かない人
書斎のある人生
~本は自分で買え
読書は贅沢だ
~読書は、簡便で最高の精神生活である
2 本屋で読む楽しみが消えるか?
本に触れる楽しさ
大型店で新刊書を読む
時間があれば古書店通い
3 借りて読む
友人から借りる
公立図書館で借りる
大学図書館を利用する
■第3章 本の探索はインターネット通販で
1 インターネットは難しくない
インターネットはワープロ、メールより易しい
パソコンは、新機がいい。しかし、古機で十分
短い文章ほど、ワープロが便利
2 新刊書のすべてがたちどころに手元に届く
総合的検索エンジンを使う
インターネット通販は、1500円を越えると送料無料
インターネット通販は拡大の一途とたどるか?
3 ああ、懐かしの古本が、簡単に手に入る
インターネット通販で古本の価格が急落した
どんな本でも見つかる時代になった
もう大型書庫の時代は終わった
~必要な本を、最小限度備えればいい時代がやってきた
■第4章 読書計画のある人生
1 読書計画を立てる楽しさ
新しい人生区分~四段解説
シニア期にふさわしい本とは?
金がないときほど、本を読む値打ちが上がる
2 明日は何を読もうか?
家を出るとき、持つ本が決まらないと
トイレに入るとき、本がなければ
寝るとき、枕元に本がなければ
3 一年計画と、読書メモ
今年は「この人」を読もう。一年・一著書
読書メモの勧め
「声に出して読ませたき…」は初心者用、と思うべし
■第5章 読む楽しみ、書く楽しみ
1 仕事で読む本は面白い
頭に入る
仕事ができるようになる
浪費が利益を生む
2 読んで、書く楽しみ
自分の分身を持つ喜び
書くのは苦しい。しかし、それが楽しい
読まなければ、よく書けない
3 書くために読む楽しみ
自然と集中と持続が生まれる
書いてみて、はじめて理解しているかどうかがわかる
読書が仕事につながる
■第6章 個人図書館
1 現実図書館
必要最小限の本は置きたい
本を読むためのレファレンス
DVDとCD
2 架空図書館
パソコンは架空図書館だ
この本はこの図書館にある
図書目録は隠れた宝庫だ
3 理想図書館
本を探す楽しみ
理想の図書館を設計する
定年後に読む本を選定する
■極めつけのエッセイ
■本に関するエッセイ
■人間に関する本
■勉強に必携の本
■歴史はすべての知の源
■時代小説は教養の宝庫
■現在を知るために
■小説を数冊
■評伝・自伝
■この人の評論著作は見つけたらかならず買って読もう
■鷲田小彌太ベストセラー
■自著自薦ベスト3
■友人の著作ベスト2
あとがき
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