◆250214 読書日々 1184 山科・大津・大和
ときに雪が降るが、おだやかな日が続いている。あまりパッとした心ばえではなくとも、ま、こんなところだろう。横では、樫本大進中心のヴァイオリン交響楽団によってヴィバルディの「四季」が奏でられている。いい!!。
1 年末から正月にかけて、長女の家族が「帰省」(?)してきた。恒例である。孫娘2人が、急に大人びた。そういえば、上の方は、今年中学だ。
その娘が、先日、公立中学受験に受かった、と便りが来た。前触れもなかったので、少子化の効用かな、と思えたが、まずはおめでたい。
私は、子供(3人)の受験には、全くの無関心を装ってきた。どこで学んだか、人生全般にわたって重要だとは思うが、決定的ではない。そう思うことにしてきた。好き嫌いもある。
私のように「哲学」を選んだものと、息子のように「PC技術」を選んだものは、深いところでたとえ一致することがあったとしても、ビへービアは両極に別れて当然である。私は、初心者として息子の技術「供与」の享受にあずかるだけだ。これとて「幸運」に違いない。いまでも、とつおいつ書くことができるのはPCのおかげだから。
2 「山科」(山階)は、京都府に属するが、近江(大津)と大和へと回廊が延びる、要所であった。
久しぶりというか、はじめてのような感慨を持って、京阪大津線で、地下鉄・御陵→……山科→追分……→三井寺……坂本比叡山口(→ロープウェイ)→比叡山→延暦寺根本中堂まで。夢のような「旅行」を味わった。(以前も、同じ番組を見た?)
中大兄王(天智天皇)(+中臣鎌足=藤原鎌足)が、大津に都を開いて、初代天皇となった。その大津ー山科ー山城は、(いまは山中?だが)要路で結ばれていた。鎌足の息子で、20代の末までまったく無名だった、史(→不比等)が権力の頂点に登る階梯で、山科が重要な拠点になった、という点をとにもかくにも、「立証」しようとしたが、「おぼろげ」(一つの確信)で終わった。拙著『藤藁不比等と源氏物語』(言視舎 2024)でだ。でも知的楽しみを満喫した。京阪大津線の「旅」(架空)もそれにつながる。