◆161201 読書日々 806
「きらく大忘年会」の時期が来た!
11/30 雪だ。まさか根雪になるとは思えないが、大雪だ。かぜが止まって、美しい。車を2大、雪の中から掘り出し、道路まで道をようやく空けた時、近所の方がトラクターで、ダーッとはねてくれた。
1 いつもこの時期になると、出版ニュース社の「今年(17年)の執筆予定のアンケート」が来る。12月に入ったのだから、ま、来年のことをいっても、鬼が笑うくらいだろう。
〈昨年は三冊でました。
1 『死ぬ力』(講談社現代新書 16.2.20)
*「余生」などいらない!
2 『山本七平』(言視舎評伝選 16.4.30)
*「ベンダサンと山本七平は別人である!」小川哲成氏の指名で書きました。収穫が多かった。
3 二巻選集下『谷沢永一』精撰人間通(言視舎 16.9.30)
*コラムニスト谷沢の精髄を選びました。上精撰文学論(浦西和彦編集)と合わせて、谷沢先生の書恩・学恩に報いる一端を示すことが出来ました。
今年は一冊でる。
4 16年11月末、ようやく懸案の『日本人の哲学』(全5巻全10部)の最終第4巻「6自然の哲学/7技術の哲学/8人生の哲学」(言視舎 2月刊予定)を脱稿することが出来た。75歳まで書き上げるという10年計画で、実現可能に向かっている。これで住み慣れた長沼(現住)から厚別(自宅)マンションに安んじて移動可能になった(?!)。
今年仕上げたいのは、
6 『福沢諭吉の事件簿』上・中は脱稿している。いろいろ問題の多い諭吉後期の事件簿を書き上げる。評伝をミステリ形式で書き上げる、それが当初からのもくろみだ。
ま、書き残しているもの、再編して出したいもの、いろいろあるが、欲張らずに行こう。「余生」はいらないが、スタミナがなくなった。それに周りがどんどん亡くなっている。(鷲田小彌太 文芸評論・哲学史家)〉
2 それにもうひとつ、この時期、12月の第一土曜日(12月3日午後6時~、パークホテル)、「きらく大忘年会」がある。日本各地から、酒友がやってくる。この酒宴を終えると、本格的な師走になるような気がする。ただし、今年は『日本人の哲学』を書き終え、校正が残っているのみだ。
3 11/18に、軍ちゃん(森山軍治郎)がなくなった。北海道新聞(文化部)から追悼文を書けという指名があり、書いた、5日(月曜)掲載予定だそうだ。『北方文芸』で8年間トロイカを組んだ、川辺為三さんはすでになく、いままた軍ちゃんが亡くなった。森山は、とても早い時期に、秩父事件は、自由民権運動の一つではなく、江戸の百姓一揆の流れをくむ民衆暴動である、という視点を確立していた。凡百の歴史家が見落とした観点で、フランス革命の研究でも、革命派が30万の反乱民衆を虐殺した「ヴァンデ戦争」を取り上げ、「ヴァンデ(地方)蜂起=反革命」とする従来の見解に訂正を迫っている。
4 ここで一休止と思うものの、やはり「いらち」なのか、ぼーっとできない。それで、読み残したクリスティの短編でも、と読むが、TVのほうが断然面白い。現在、リマスター版で、ポアロを再放送している。初見と思えるほど新鮮な部分が随所にある。
5 切れ切れである。勘弁を願う。
『日本人の哲学』は『人生の哲学』(海竜社 2007)を書き終えて、構想(プラン)立った。いま8「人生の哲学」を書き終えた。全巻を足すと、量は3000枚余にのぼるだろう。質は、私の仕事の「総括」と思える。それが何だ、といわれれば、自己満足の類いかも知れない。でも、「日本人の精神史」のような書物はたくさんあるが、「日本人の哲学=愛知・人生知・学知」と解して、日本(人)哲学史を構想し、書いた人をわたしは知らない。こう思えば、気も休まる。
6 12/1 やはり今週も一日早くアップする。昨日、なじみのそば屋に久しぶりに入り、中村さんのビルをちょっと訪問。20分くらい談笑。3日の、きらく忘年会には出るよし。まずはよかった。