どんな大学に入ってもやる気がでる本(言視舎)

どんな大学に入ってもやる気が出る本
ホンネで考える大学の活用法 AtoZ

 本書は知的〈プロ〉をと思う人のために書いた。大げさではない。知的プロとは知的〈仕事〉に就くことで、そのきっかけを与える最大のチャンスが大学(時代)だ。
 強調したことがある。
 1 大学は〈学校〉だ。本務は課業(ノルマ)で、仕事と同じように、否も応もなくノルマがあり、それを果たさなければならない。この点、小中高・専門学校等と変わることがない。
 2 大学は、〈自学自習〉を基本とする。これがむずかしい。自学自習は、イチローであれ凡人であれ、平凡なことに、〈毎日毎日day by day〉おこなう練習=習慣からしか生れない。  この習慣を否も応もなく与えてくれる〈最初で最大〉の場が学校で、学校の最大の長所だ。
 3 〈試験〉がなければ学ばない人も、〈試験〉がなくても学ぶ人も、よろしく本書を活用し、大学を跳躍台にして、自分の望む〈仕事〉について、プロになって欲しい。
 4 アメリカでは大学に入ってから〈学ぶ〉といわれる。日本では大学に入って〈学ぶ〉のをやめるといわれる。これは大げさだが、残念ながら、一面の真理だ。
 5 結局、〈学ぶ〉とは、自立するためのトレーニングのことで、この習慣を身につけないと、残念ながら〈自力self-help〉を失う。
 6 大学を学ぶ君の〈砦〉とするのは、君の力(自力)のトレーニングにかかっている。

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