大学教授になりたい人 大学が気になる人 必読!
現在、大学教員の数は高校教員の数に迫る約20万人にのぼり、
いまや超大衆化された大学は、大リストラ時代を迎えているのです。
では、これからの大学にはどんな人材が必要なのか?
そして、その基準は何か?
『大学教授になる方法』の著者が、本書でその答えを明快に明かします。
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まえがき
0 大学享受「大失業」時代の到来か?
0.1 「氷河期」の大学?
大学教授は「大衆」である/大学教授は「準公務員」/研究・教育・コミュニティ活動/研究生活派「フルタイム」
0.2 大学の生態
収入と支出/教学と経営/「工場」と「牧場」
0.3 大学「生き残り策」はあるか
倒産/「定員」割れ/自由競争
1 『大学教授になる方法』でいわなかったこと
1.1 タレント教授の「効力」
タレント教授は許せない/タレント教授「歓迎」/「タレント」が教授になる
1.2 官・民からの「輸入」教授の実力
「実際組」の実力/これは食えない/歓迎すべきタイプ
1.3 ポスト・ジャーナリストが使いものにならない理由
嗚呼、新聞社出身/最も困るのは「硬派」組/歓迎したいジャーナリストのタイプ
1.4 「留学」組が実力のない理由
女性教授の不勉強/ポスト「定年」組の問題点/それでもなお、外部からの参入は大歓迎
2 こんな大学教授はごめんです
2.1 60年代の風景
2.2 大学教授とは何か
研究者である/教育者である/教授会の一員である
2.3 教育者としての教師
どういう人が大学の教師になったか/教育するための技術/教育者としての情熱
2.4 教育者として必要なもの
「教養」/表現力/サーボス精神
2.5 教師は忙しい(?)
会議が長い/付き合いが多い/研究に追われている
2.6 教師は貧しい
学生と付き合う教師は稀である/ダサイ/生活費に追われて、終わり
2.7 講義回数が多すぎる
年間30回講義をするとどうなるか/テキストを読めば分かる講義はするな/講義は旧制度の遺物である
2.8 無能な教師を採らない方法
新採用の「採用期間」/移動の流動化/講師志望者のプール機関(再教育機関)
2.9 教師が駄目なのは、いまに始まったことではない
夏目漱石『三四郎』―南方熊楠/アダム・スミスとオックスフォード大学/予備校の教師は、大学教師として成功するか
2・10 日本の知的損失に果たす教授の役割
日本大学教授は劣っているのか/知的損失の要素/日本の大学教授の知的特殊性
2.11 大学改革はまず教授改革から
「大学改革」は無能教師の職場確保に終わっている/現行システムでリフォームするのは不可能だ/教授リフォームのポイント/大学システムのリフォームのポイント
3 競争で充実か、無競争で衰退か
3.1 大学教授の無教養を、まずなおそう
大学変革のためにはまず教授を変革しないと/専門を基礎とした一般教養課程を充実させたい/レジャーランドでさえない大学は最悪/体に能力のあるタレントがいい
3.2 大学教師の質の向上をはかるために、自由競争原理の教育システムの導入を
3.3 大学難問題のアラカルト
短大は教養学科だけにすべきだ/予備校と提携してみよう/専門学校との提携は死活問題になる/1単位いくらの授業料制を導入しよう/日本にもエリート大学をつくろう/大学ははたして変わることができるのか
4 新教養主義の宣揚のために
4.1 情報と生活技術の多様化
4.2 教育とビジネスの高度化/
4.3 専門的教養こそ、知の主戦場である
5 大学教授に冬来たるか?
5.1 「冬の時代」だって、笑わしちゃいけない
5.2 それでも大学教授の生態は変わった
5.3 変わらないもの、変えるべきもの
5.4 教授力が根本だよ
6 それでも大学教授になりたい人のために
大学教授とは、気楽な稼業ときたもんだ ほか
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